2009年11月04日

惜しくも敗れた寺本選手 〜「充実の3位」世界選手権主将の寺本選手〜

惜しくも敗れた寺本選手 〜「充実の3位」世界選手権主将の寺本選手〜

8月の世界剣道選手権(ブラジル)に出場した日本代表選手が早々と姿を消す中、主将を務めた寺本将司六段(大阪府警)が3位に入った。
準決勝で、優勝した内村良一五段(警視庁)に敗れはしたが、「充実していて、心静かに試合に臨める」と、抜群の竹刀さばきと安定した試合運びで会場を沸かせた。

寺本選手は、熊本県出身の34歳。国際武道大から大阪府警に進み、全日本は8回目の出場。55回大会では優勝を果たした。
2度目の優勝を狙った今大会は、2回戦でピンチを迎えた。警察官以外で唯一初戦を突破した鹿野允成五段(山梨・巨摩高教)に、思い切りの良い面を先取された。
すぐに面を返し、延長1分余りで相手の手元が上がったところを小手で仕留めた。「意識していたが、見逃さず打ってくるところが一流」と鹿野。
その後はすきを見せずに勝ち上がり、準決勝へ。ここでも内村に先に小手を取られたものの、残り10秒で相手の出はなに面を決めて延長に持ち込んだ。

そんな寺本が精神力の強さを見せつけたのが、世界選手権だった。寺本も出場した3年前の前回大会で日本は男子団体で敗れた。
もう負けることは許されないという重圧の中、しかも主将という大役を背負いながら個人、団体ともに制覇した。
「それ(世界選手権)が作用しているか分からないが、冷静に自分の剣道を体現することに全力を尽くせた。相対する相手に集中できたと思う」。
敗れはしたが、寺本は全日本での自らの戦いぶりをそう振り返った。

閉会式後、サインを求める子どもたちに取り囲まれた寺本は笑顔を絶やさずペンを走らせた。
世界選手権と全日本の「2冠」とはならなかったが、剣道を学ぶ子供たちの「一番のあこがれ」であることは間違いない。

寺本11.jpg
posted by mm at 12:10| ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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